Shop Information
よくある質問・補聴器Q&A
Q&A.1〜6
Q&A.7〜12
Q&A.13〜18
参考文献:「補聴器に関するQ&A集」
Q.1 補聴器がピーピーいうのはなぜ?
A.1 補聴器がピーピーいうのはなぜ?
補聴器はマイクで捉えた音を大きく増幅しイヤホンから出します。
この大きくされた音が耳せん等から漏れ、マイクに戻り、その音が再び大きく増幅されます。
この繰り返しでやがてピーピー音となります。(専門的にはハウリング
高齢者の場合、外耳道内の皮膚の張が減り、
特に外耳道入り口部の皮膚が弛んできます。
補聴器がピーピーいうのはなぜ?
購入当初はハウリングをおこさなかったイヤモールドや、オーダーメイド補聴器も年数が経つと、ハウリングをおこすことがあります。
形状を修正するか、修正ではハウリングをとめられない時は、シェル(型)の部分を作り替える必要があります。
Q.2 補聴器をつけると、音は聞こえるのに言葉がハッキリしないことがあります。
会話がもっと明瞭に聞こえませんか?
A.2
音は聞こえるが、言葉がはっきり聞こえないのには原因がいろいろあります。 会話がもっと明瞭に聞こえませんか?
周囲の雑音が入って言葉がはっきり聞こえない場合、多くは内耳、あるいは内耳より後迷路に障害があるときに生じます。
言葉の検査を参考にしてください
会話がもっと明瞭に聞こえませんか? ご家族の方や、周囲の方々はこのような難聴の方と会話するときは、
正面から「ゆっくり・はっきり・区切って」
話すように努めて頂くとよいでしょう。
▲ ページ
Q.3 騒音と会話音が区別できる補聴器があると聞きましたが本当ですか?
A.3
残念ながらありません。

最近のデジタル補聴器や指向性マイクを内臓した補聴器の中にはかなり騒音を抑制するものがあります。
補聴器の中には補聴器を使用する環境に応じて騒音を抑制する機能を備えたものもあります。
しかし、完全に騒音と会話音を分離することや、特定の会話音のみを区別することは現在の段階では、困難です。

一方、身体を事故から守ることも必要です。騒音制御されている補聴器でもある程度、騒音もきこえるようになっています。
車の近づいてくる音等は聞こえなくては困ります。
Q.4 補聴器を装用しても、テレビはニュース番組しか聞き取れないのですが…
A.4
ニュース番組のアナウンサーは、発声について厳しい訓練を受けています。
そのため、顔も正面を向き、口や顔等の表情もわかり易いように工夫しています。

しかし、ドラマ等では、必ずしも発声がよいとはいえません。シーンによっては口の中にこもった発声も必要です。
常に口元や、顔がわかるわけではありません。

効果音やナレーション等の影響もあります。感音難聴にとっては、この効果音等は雑音でしかないのです。
このようなことでテレビドラマ等はわかりにくくなっていると思います。
また、番組によって聞こえ方が違うことがたまにあるようですが、番組を送出するときのレベルや、受信状態によっても異なることがあります。
補聴器を装用してもニュース番組しか聞き取れない
▲ ページ
Q.5 補聴器はいつから装用するものですか?
A.5
補聴器はいつから装用するものですか? 聞こえの不自由をご自分も、周囲の方々ともに感じたときからです。一般的には、早期装用が望まれます。

特に乳幼児の場合は、高度、重度難聴だと生後6ヶ月ぐらいが装用開始の目安です。
小学校に入ることでは遅すぎて言葉を習得することが困難になります。
Q.6 メガネをかけるとよく見えるのに、
なぜ、補聴器はメガネのように上手くいかないのですか?
A.6
メガネは、網膜に焦点をあわせることです。(網膜に異常がないことが前提)
すなわち物理的な補正です。

また、白内障・緑内障・色覚障害・ときに全盲にちかいときは、メガネはほとんど役にたちません。
伝音難聴に補聴器をフィッティングすることは多くの場合容易です。
補聴器を装用すれば言葉がよくわかるようになります。
しかし、感音難聴のように、網膜に相当する蝸牛(内耳)、あるいは、視神経に相当する聴覚神経に障害のある難聴に対しても言葉がわかるようにしようとするので難しくなるのです。

補聴器の検査に言葉の測定が必要な理由です。
▲ ページ